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柏餅の葉っぱがくっつかない方法とコツは?

柏餅葉っぱくっつかない方法

端午の節句の食べ物といえば柏餅ですよね。

しかしながらこの柏餅、葉っぱとおもちがくっついてしまい食べにくくないですか?

柏の葉がなければ食べやすいのですが、この柏の葉には子孫繁栄の意味が込められています。

なので、端午の節句には欠かせない縁起物なのです。

どうして葉っぱとお餅がくっついてしまうのか?

上手にはがす方法はあるのか?などの疑問について紹介していきます。

柏餅を食べる時のために覚えておきましょう!

柏餅の葉っぱのはがし方のコツは?

柏餅

柏餅には二通りの作り方があります。

  1. お餅を柏の葉で包んでから蒸す作り方
  2. お餅を蒸した後に柏の葉で包む作り方

②の方法で作られた場合は比較的はがしやすいですが、問題は①の方法で作られたものです。

お餅と葉っぱがぴったりと密着し、なかなかはがれません。

しかし①の方法で作られたものは②の方法で作られたものに比べて、お餅に柏の葉の香りがつきとても風味良く仕上がります。

それならば是非とも風味の良い柏餅をたべたいところ・・・

簡単な柏の葉のはがし方を紹介します。

水で指を濡らし、葉っぱと餅の間に少しずつ指を滑らせてそっと優しくはがしていく方法です。

桜餅のように食べることができる葉っぱではないのでこの方法ではがして食べましょう。

焦って引っ張ると葉がちぎれてしまうのでそっと優しくはがしてくださいね。

柏餅に葉っぱがくっつかない方法は?

ひらめき

はがし方のこつは分かったけれども、そもそもくっつかないようにしたいですよね。

くっつかないようにするためには5種類の方法があります。

お餅を作るときに使用する粉を変える

上新粉だけを使って作るほうが良いのですが、モチモチ感を出したい場合は、上新粉8:白玉粉1:片栗粉1の割合で作ってみてください。

お餅をつくるときに白玉粉だけで作っていたり、上新粉と合わせてつくるときに白玉粉の比率が多くなっていると粘り気が強い餅になってしまいます。

蒸しあがったらすぐにお餅から葉っぱをはがす

お餅が熱いうちに葉っぱをはがし、葉っぱに水を付けてから再度巻きなおします。

蒸しあがったばかりのお餅は乾燥していないので、葉っぱがはがしやすいですがとても熱いので火傷には気を付けてくださいね。

一度はがして葉っぱに水分をつけることで、実際に食べる時、お餅から葉っぱがはがしやすくなります。

お餅を蒸してから葉っぱで包む。

柏の葉で包んでから蒸したほうが風味は良いですが、はがしやすさが全く違うのでお餅を蒸してから葉っぱで包むのもおすすめです。

包むときはお餅が冷めてから包むことが重要です。

熱いお餅のまま包んでしまうと葉っぱとの間で水分が蒸発してしまいます。

そして、お餅が冷めたころには葉っぱがぴったりとくっついて剥がしにくくなってしまいます。

お餅に水を付けてから葉っぱで包む。

冷ましたお餅の表面を少し水で濡らしてから葉っぱで包みます。

お餅の表面を湿らせることによって葉っぱの乾燥も防ぎ、水が潤滑油替わりになりお餅と葉っぱがくっつくことを防げます。

お餅に片栗粉をまぶす

大福を作るときなど、お餅が手にくっつかないように片栗粉をまぶしてから丸めます。

それと同じ要領でお餅の表面に水ではなく片栗粉をまぶしてから葉っぱで包みます。

葉っぱにうすく油をぬる

油を付けすぎないように手のひらに少量だけつけて、手のひら全体に薄くのばしてから葉っぱに油をこすりつけます。

もしくはキッチンペーパーを使用してつけても問題ありません。

お餅を包む面だけに油を付けてくださいね。

必ず、少量だけ塗るようにしましょう。

油をつけ過ぎると味に影響してしまいます。

ちなみに、柏の葉の表は艶がありサラサラしています。

裏側は艶がなくザラザラしています。

葉の表を内側にして包んでいる柏餅の中身は小豆餡で、葉の表を外側にして包んでいる柏餅の中身は味噌餡というのが一般的です。

柏の葉って食べられるの?

柏の葉

柏の葉っぱそのものにも有毒性は確認されていません。

なので、お餅と一緒に食べても体に害があるものではありません。

ですが、柏餅の葉っぱは香りをつけるためのものなので葉っぱ特有のエグミや苦みがあるのでお餅や餡子のおいしさが半減したり、筋っぽさが気になるところ。

葉っぱを食べる、食べないに正解はありません。

葉っぱは食べられなくはないけれど、風味、食感のために食べないほうが良いものとなります。

まとめ

お店やスーパーで購入し、柏餅を食べる時に葉っぱがはがしにくい場合は指に水を付けてお餅と葉っぱの間を滑らしながら剥がしていくと比較的にはがれやすいことがわかりましたね。

自分で手作りをする場合はお餅を蒸してから葉っぱで包む方法がありました。

それ以外にはお餅に水や片栗粉を付けてから包む方法もありましたね。

葉っぱに油を付けてから巻く方法は油をつけすぎると味が変わってしまいやすいです。

油の調整が難しいところです。

まずは油を付ける以外の方法で試してみてください。

それでもお餅が葉っぱにくっついてしまう場合に最終手段として試してみてくださいね。