離乳食をはじめると様々な種類の食材を食べさせていきます。
ですが、初めの食材を食べさせる時は消化不良を起こさないか、アレルギー反応をおこさないか心配になりますよね。
7月に旬の最盛期を迎えるプラムですが、
- いつから食べさせていいのだろうか?
- アレルギー反応を起こす可能性は強いのか?
これらの疑問について、おすすめのレシピと一緒にご紹介していきます。
プラムを赤ちゃんに食べさせる前に是非読んでみてください。
赤ちゃんはプラムをいつから食べられる?
プラムは生後9~11か月頃の離乳食後期から食べても良いと言われています。
食べさせる方法は皮をむき、実がスプーンで潰せるほど柔らかいものを5~8ミリ角に切り食べさせます。
少し硬いものはすりおろして食べさせても問題ありません。
ですが、硬いプラムは完熟していない可能性があります。
完熟していないプラムは酸味が強いため赤ちゃんによっては嫌がってしまうこともあります。
なので、なるべく完熟した柔らかいものを食べさせるようにしましょう。
プラムのドライフルーツなら?
ドライフルーツにされたものは12~18か月頃の離乳食完了期から食べましょう。
食べさせ方は、まず湯で洗ってやわらかくもどします。
その後細かく刻んで、パンやヨーグルトに混ぜ込んで食べさせてください。
少量で風味も変わるため、飽きて食べムラが出た時にはぴったり!
普段の食事に変化をつける食材として是非お試し下さい。
プラムでアレルギーは出るの?
プラムに限らず、食べ物ならばアレルギーを引き起こす可能性があります。
食品表示法で表示する事を定められているアレルギーは
- 特定原材料の7品目(卵、乳、落花生、そば、小麦、えび、かに)
- 特定原材料に準ずるもの20品目(あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン)
特定原材料の7品目、特定原材料に準ずるもの20品目、ふたつの項目をあわせて合計27品目です。
果物は加熱することでアレルギー症状が軽減されます。
そのため、初めて赤ちゃんに食べさせるときは加熱したものをひとさじだけ食べさせるようにしましょう。
もしプラムで赤ちゃんにアレルギー反応が出た場合には次のフルーツでもアレルギーが出る可能性が考えられます。
- リンゴ
- バナナ
- オレンジ
- キウイフルーツ
その他にもプラムと同じくバラ科の梨やサクランボ、イチゴなどにも注意が必要です!
どのようなアレルギー反応を起こすの?
引き起こされる症状としては口唇まわりが赤く腫れる症状です。
その他にも嘔吐や下痢、じんましん、呼吸困難といった重症になるケースも報告されています。
食後1時間程度は赤ちゃんの体調、口唇まわりの腫れを引き起こしていないか注意深く観察しましょう。
下痢や嘔吐をした場合は?
口唇の周りが赤くはれた場合はすぐにアレルギーを疑い病院で診察してもらいましょう。
下痢、嘔吐の症状だけの場合は消化不良の場合、食中毒、おなかが冷えた可能性もあるのでます。
アレルギーだけを疑わずに病院で診察してもらってくださいね。
赤ちゃんにおすすめのプラム離乳食
小さなお子さんでも安心して食べられるプラムを使った離乳食を紹介します♪
りんごとプラムのデザート
りんごと合わせることでより甘くなり、赤ちゃんも食べやすくなります。
1食分の材料はこちら
- プラム15グラム
- りんご15グラム
- プラムの皮をむき1cmほどの角切りにします。
- りんごの皮をむきすりおろします。
- ①と②を合わせて電子レンジで1分程加熱します。(この時ふきこぼれないように注意しましょう)
そのままでももちろん美味しいですが、ヨーグルトにのせたり、パンに挟んでサンドイッチにしても美味しいですよ!
プラムのゼリー
つるんと食べやすく、夏のデザートにばっちりです。
2食分の材料はこちら
- プラム1個
- 水200ml
- レモン汁小さじ1
- 砂糖5グラム
- 寒天2グラム
- プラムは皮をむき1cm角に切ります。
- 鍋に水を入れ、沸騰させます。
- プラムとレモン汁、砂糖を加えて混ぜ合わせ沸騰させます。
- 寒天を加え、かき混ぜながら5分程度加熱します。
- 粗熱が取り、お好みの容器に入れ、冷蔵庫で冷やします。
プラムだけでなく他のフルーツと一緒に作っても美味しいですよ。
プラムは冷凍することもできます。
赤ちゃんの月齢に合った大きさに切って、保存袋に入れて冷凍しましょう。
もしくは、先ほど紹介したりんごとプラムのデザートを作ってから冷凍しましょう。
ジャム代わりに使うことができるので便利ですよ。
まとめ
プラムは生後9~11か月頃の離乳食後期から食べても良いことがわかりました。
ですが、プラムは日本すもものことを指します。
そのため特定原材料に準ずるもの20品目に含まれるももと同様でアレルギーを引き起こしやすい食品の一種と言えます。
初めて赤ちゃんに食べさせるときは加熱したものをひとさじだけ食べさせるようにしましょう。
食べさせた後は赤ちゃんの体調、口唇まわりの腫れを引き起こしていないか注意深く観察してくださいね。
アレルギー反応を起こした場合はすぐに病院で診察してもらいましょう。