母の日の代名詞、カーネション。
せっかくもらったプレゼントですから、ちゃんと正しい方法でお手入れし、少しでも長く楽しみたいですよね!
そんなカーネーションがぐったりと元気のない様子だったら・・・
枯れるのを待つしかないかなと感じますがちょっと待ってください!
原因によっては復活の可能性もあるので、カーネーションの元気がなくなる原因やその対処法を知りチェックしてみてください。
カーネーションの元気がなくなる原因とは
せっかく綺麗に咲いていたカーネーションがぐったりしている・・・
その原因は大きく3つに別れます。
原因①置いている場所が悪い
カーネーションは高温多湿を避けつつ日の光を十分に浴びないと元気な状態をキープすることができない繊細な花です。
カーネーションは日光を浴びないと、色がどんどん薄くなってくすんだ色合いになってしまうのです。
原因②鉢の大きさが合っていない
鉢植えタイプのカーネーションの場合、鉢の大きさが合っていないと根の部分が窮屈になり花にとってかなりの負担になります。
栄養も十分に行き渡らず、伸び伸びと育つことができない根は傷つき元気がなくなる原因となります。
原因③水やりの調整
「花にはたくさん水をあげればあげるほど良い!」と考えている人は要注意!
水のやりすぎは、花の根元を腐らせ寿命を一気に早めてしまいます。
また、水はけの悪い環境だと水や酸素うまく吸い上げることができずうまく育ちません。
カーネーションが元気ないときの対処法
①花を置く環境を変える
カーネーションは風通しが良く、直射日光を浴びずに半日陰の下に置くのがベストな環境です。
もし直射日光を避けることができない場合は、一日のうちに何度か日光に当てるようにしてください。
②根っこの状態をチェック
まずは鉢をひっくり返し、根の状態をチェックしてみてください。
もし根っこが密集するようにギュウギュウに詰まっている場合は大きめの鉢に植え替えてあげてください。
余裕のあるスペースがあると、花の根は伸び伸びと育ち花が立派な大きさまで育つことができます。
鉢を選ぶ際は、なるべく素焼きや陶器の鉢にすることをお勧めします。
その理由はプラスチック製の鉢に比べ通気性が良く、全体的な蒸れを防いでくれるからです。
③適切な水やりは根本から
【鉢植えタイプ】
土の状態をよく観察し、乾いている時の水をあげるようにしましょう。
くれぐれも水や肥料のあげすぎには注意し、適切な量の水と適切な肥料を与えてあげると復活することができますので、ぜひ調整してみてください。
【切り花タイプ】
切り花タイプのカーネーションは、一般的な花のように茎の先端を斜めに切るのではなく、折ったり捻ったりして繊維を崩し吸収性をUPさせます。
水やりのポイントは、花や葉っぱに直接かけるのではなく、根元からかけるようにすることです。
まとめ
元気がなくなってしまったカーネーションも方法ひとつで見事に復活させることができます。
諦めてすぐ捨てず、日当たりと通気性の良い場所でカーネーションを伸び伸びと育ててあげてください。