カーネーション

カーネーションは枯れた後でも復活できる?正しい手入れの方法を紹介!

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母の日が近づくと、花屋にはきれいなカーネーションが並びます。

カーネーションは母の日のプレゼントとして定番ですよね。

子供たちにもらったカーネーション、長持ちさせるぞ、と意気込んだものの、すぐに枯れてしまったなんてことありませんか?

葉っぱや花が枯れてしまうと、復活させるのは難しそうですよね。

しかし、カーネーションは葉っぱや花が枯れてしまっていても、根っこが枯れていなければ、またきれいな花を咲かせることができるんです。

今回は枯れたカーネーションを復活させる方法について紹介します。

カーネーションが枯れてしまう原因

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カーネーションは、湿気や暑さに弱いけれど日光を好む植物。

そのため、日照不足や水やりのし過ぎが原因で枯れてしまうことが多いです。

もともとカーネーションは、地中海地方に咲く花で、日本の蒸し暑さには比較的に弱いんです。

ほかにも、アブラムシなどの害虫が原因になっていることも。

アブラムシは茎から栄養をどんどん奪ってしまうため、カーネーション全体に栄養が行きわたらなくなり、枯れてしまいます。

また、母の日のプレゼント用に出回っているカーネーションは、持ちが悪いことがあります。

売られているときに最も良い状態となっていて、プレゼントされたときには、実はすでに弱り始めている、なんてこともあるんです。

枯れたカーネーションを復活させる方法

カーネーション

どれだけ大切に育てていても、枯れてしまうことはありますよね。

でも、諦めるのはまだ早いですよ。

枯れてしまったカーネーションを復活させるための方法はいくつかあります。

カーネーションが枯れてないけど元気がないときの復活方法>>

枯れたカーネーションは「切り戻し」で復活する

切り戻しとは、枯れてしまった葉や花、茎を切り落として、元気なところだけを残す作業です。

すでに枯れてしまった部分をそのままにしておくと、これから新しく出る芽や花などの本当に必要な部分に栄養がいきわたらず、復活を妨げることになってしまいます。

そうならないためにも、切り戻しをすることはとっても大切です。

カーネーションの切り戻しの方法は、次の通りです。

  1. カーネーションの根元から3分の1~半分のところで茎を切る
  2. 枯れてしまった葉っぱはすべて取り除く
  3. 茎や枝の数が多く、密集している部分は切り落とす

小さなつぼみが残っているときは、切ってしまうのはもったいないと感じてしまいますが、思いきって切り落としましょう

カーネーションは、本来咲かせられる以上のつぼみをつけることがあります。

そのため、残っているつぼみにすべてのエネルギーがとられてしまい、根元から枯れてしまう原因となります。

カーネーションが全体的に枯れてしまっている場合は、一番太い枝しか残らない状態になることもあります。

それでも大丈夫。

カーネーションが元気を取り戻して復活すると、切り口付近から新しい芽が生えてくるようになりますよ。

枯れたカーネーションを「植え替え」して復活させる

カーネーションの切り戻しが終わったら、次は鉢の植え替えを行います。

同じ鉢のままだと、鉢の中で根っこが成長しすぎてぎゅうぎゅうになる根詰まりを起こしてしまうんです。

また、ずっと同じ土のままだと、土の中の養分がなくなってしまい、十分な栄養が得られないことも。

植え替えを行うときは、使っていた鉢より一回り大きめの鉢を用意しておきましょう。

以下、カーネーションを植え替える方法を紹介します。

  1. 新しい鉢の底にネットを敷き、鉢底石を入れる
  2. 鉢の半分程度まで、水はけのいい新しい土を入れる
  3. 古い鉢を逆さにして、手のひらでカーネーションを受け取るようにやさしく取り出す
  4. 根っこをそっとほぐして土を落とす
  5. 根詰まりを起こしている場合は、根っこの先端を3分の1程度切る(必ず3分の2は残すようにする)
  6. 新しい鉢にカーネーションを入れ、隙間を埋めるように残りの新しい土を入れる
  7. 鉢の底から水が流れるくらいのたっぷりの水を与える

植え替えを行った後は、土の中に水分がなく乾燥してしまっている状態なのでたっぷりと水やりをします。

その後は、土を触って乾いているようであれば水やりをしましょう

また、鉢を持ち上げてみて水の重みを感じるようなら、水やりを控えるのがベスト。

過度な水やりは、再び根っこが腐ってしまう原因となるので注意。

また、植え替えをした直後は肥料や栄養剤を与えないようにしましょう。

これから復活しようとしているカーネーションには逆効果です。

新しい芽が出てくるまでは、適度な水やりだけで十分ですよ。

カーネーションの鉢植えの寿命と育て方>>

枯れたカーネーションを「日に当てる」

植え替えを終えたカーネーションは、必ず風通しの良い涼しい場所に置きましょう

すぐに直射日光に当てるのではなく、少しずつ日光に慣らしていくのがおすすめ。

カーネーションに最も適している温度は10℃~25℃だといわれています。

温度が上がると、鉢の中は思っている以上に熱がこもってしまい、根っこが枯れる原因に。

まずは日陰に置いてみて、徐々に日に当てる時間を増やしていきましょう。

風通しの良い日の当たる場所であれば、室内でも大丈夫ですよ。

「枯れたカーネーションの復活方法」まとめ

今回は、枯れたカーネーションを復活させる方法について紹介しました。

本来、カーネーションは多年草なので、何年も花を咲かせます。

一度枯れたら諦めてしまいがちですが、正しい手入れをすることでカーネーションは元気に復活します。

プレゼントされたカーネーションを来年も咲かせるためには、枯れてしまったら早めに対処しましょう。

今回紹介した方法を、ぜひ試してみてくださいね。

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