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柏餅は何歳から食べさせる?子供に食べさせる際の注意点とアレンジ方法を紹介!

柏餅

こどもの日に食べる和菓子といえば、柏餅ですよね。

子供の成長や子孫繁栄などを願って食べられる柏餅。

大切な行事ですし、子供と一緒に食べたいですよね。

でも、知っての通り、柏餅ってお餅から作られています。

小さな子供が食べても大丈夫?何歳から食べさせるべきなの?

そんな風に疑問に思ったこと、ありませんか?

子供が柏餅を食べても大丈夫なのか、その判断基準はいくつかあります。

今回は、子供に柏餅を何歳から食べさせるべきなのかについて解説します。

柏餅を食べられない子供向けのアレンジレシピも一緒に紹介していきます。

柏餅はおおよそ「3歳」から食べられる

柏餅

柏餅を食べられる目安は、歯が生えて、しっかりとお餅を嚙むことのできる3歳頃だといわれています。

しかし、3歳とは言っても子供の成長には個人差がありますよね。

柏餅を食べられるかの判断の基準は、年齢以外にもいくつかあります。

嚙み切ることができるか?

柏餅は上新粉から作られており、もちもちしているお餅が特徴ですよね。

とても弾力があり、伸びると嚙みちぎりにくくなってしまいます。

噛み切れず、大きなかたまりのまま飲み込んでしまうと、喉に詰まらせてしまうかもしれません。

そのため、しっかりと奥歯が生えそろって、食べ物をすりつぶして食べることができるようになっていることが大切です。

しかし、奥歯は生えそろっていても、普段から丸のみしてしまう癖があったり、噛み切る力がない子供には、食べさせないほうがいいでしょう。

消化することができるか?

柏餅に使われているお餅を含め、一般的にお餅はお米より消化しやすいとされています。

普段からお米を食べていて、お米を消化することに問題がなければ、お餅の消化に関しては心配することはないでしょう。

お父さんやお母さんの話を理解できるか?

お餅を食べるときに、「よく噛んで食べてね」「ゆっくり飲み込んでね」と声をかけますよね。

あなたのお子さまは、その言葉をしっかりと理解して、行動に移すことができるでしょうか?

いつもはよく噛んで食べられていても、初めての「柏餅」という食べ物にワクワクして、そのまま飲み込んでしまうかもしれません。

大人の話を理解できて、その通りに行動できる、というのは意外と大切なポイントです。

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柏餅を子供に食べさせる時の注意点

柏餅

すべての条件を満たしているし、子供に柏餅を食べさせよう!

・・・とその前に、柏餅を子供に食べさせる時にはいくつか注意点があります。

柏餅を小さく切ってから食べさせる

私たち大人と比較すると、子供の口は想像以上に小さいんです。

子供の口に入るサイズは約3.9センチ、食道を通る大きさは約2センチといわれています。

たとえ口に入ったとしても、しっかりと噛み切れなければ詰まってしまいますよね。

目安として、2センチ以下に切ってから食べさせるのがいいでしょう。

お茶などの水分を取りながら食べさせる

柏餅を飲み込みやすくするために、あらかじめ水分を取って、喉を潤わせてから食べるのがいいでしょう。

柏餅を食べている合間にも、こまめに水分を取ることが大切ですよ。

ただ、よく噛み切らないうちに水分で流し込んでしまうのは危険。

口の中に大きなかたまりが残っていないか、確認しながら水分を取らせましょう。

必ず大人が見守りながら食べさせる

子供は好奇心旺盛なので、少し目を離している間に何が起きるかわかりません。

子供にお餅を食べさせているときは、子供から目を離さないようにしましょう。

しっかり噛み切れているか、一度に口に入れすぎていないか、確認しながら食べさせてくださいね。

柏餅風のアレンジレシピを紹介

柏餅

まだ柏餅を食べさせるのは心配・・・

そんな時におすすめのアレンジレシピを2つ紹介します。

1つ目は、子供の大好きなジャガイモで作る「柏餅風ポテト」です。

用意するもの

  • ジャガイモ
  • ほうれん草
  • ソーセージやハンバーグ(お好みで)

手順

  1. ジャガイモを茹でる、または耐熱ボウルに入れて柔らかくなるまで電子レンジで温める
  2. ほうれん草を茹でる
  3. 柔らかくなったジャガイモを潰す(塩コショウやチーズでの味付けも可)
  4. お餅に見立てて丸く成形する(お好みで、あんこの代わりにソーセージやハンバーグを入れる)
  5. 茹でたほうれん草を、カシワの葉に見立てて成形しジャガイモを包む

見た目もとってもかわいくて、柏餅を食べられなくても子供たちは大喜び間違いなし!

次に紹介するのは、簡単に作れる「柏餅風おむすび」です。

用意するもの

  • ご飯
  • お好みのおむすびの具
  • シソの葉、またはほうれん草

手順

  1. お好みの具を入れて丸いおむすびを作る(ワカメを混ぜ込むと、ヨモギの柏餅風になります)
  2. シソの葉や茹でたほうれん草でおむすびを包む

おむすびは簡単に作れるので、お子様と一緒に作るのもいいですね。

ぜひ作ってみてください!

まとめ

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今回は、子供に柏餅を何歳から食べさせるのか、について解説しました。

しかし、子供の成長は個人差が大きいため、いつからなら大丈夫というのも様々です。

お子さまの様子をよく見て、何歳から食べさせるべきなのかは判断してくださいね。

また、食べさせる時は必ずお子さまの傍にいましょう。

一緒に柏餅を食べることで、美味しさの共有もできます。

家族みんなで楽しく安全にこどもの日をお祝いしましょう!