5月5日は端午の節句。
そこで欠かせない和菓子といえば、柏餅ですよね。
とても美味しいのですが、一度にたくさんは食べられません。
そして気付けばお餅がカチカチに・・・
固くならずに保存できる方法ってないの?
そもそも柏餅ってどのくらい日持ちするの?
そんな疑問を解決するために、柏餅の日持ち期間について、また固くならない柏餅の保存方法について紹介します。
柏餅の日持ち期間はどのくらい?
市販されている柏餅は、賞味期限が記載されているので安心して食べることができますよね。
心配なのは手作りの柏餅。
手作りの柏餅の日持ち期間は、常温で2~3日とされています。
実は柏餅の葉には殺菌作用があり、ある程度は傷みを防ぐことができます。
しかし、室温の高い部屋や、湿度の高い場所では傷みが進行してしまうため注意が必要です。
直射日光の当たらない、風通しのいい場所で保管しましょう。
また、期限内に食べることができたとしても、作った翌日には固くなってしまったり、あんこがべったりしてしまったり・・・
常温での保存だと、当然ですが当日中に食べきるのがいいですよね。
柏餅が固くならない方法は冷凍保存がおすすめ!
当日中には食べられない・・・
そんな余ってしまった柏餅の保存方法は、冷凍保存がおすすめです。
手順は以下の通りです。
- 1つずつラップで包む
- ジップロックなどの冷凍可能なビニールに入れ、空気を抜いて密閉し冷凍庫へ
冷凍することで、約6か月も保存することができます。
ビニールに冷凍した日にちを書いておくと分かりやすいですね。
柏餅の葉は、つけたまま冷凍保存することもできますが、水分が抜けてバラバラになってしまうこともあります。
良い状態を保つためには、真空にしたビニールに入れて冷蔵庫で保存するのがよいでしょう。
冷凍した柏餅を食べるときは、常温での解凍で2~3時間程度。
解凍後は劣化が進みやすくなるので、早めに食べましょう。
少し手間ではありますが、蒸し器で蒸しなおすと、まるで出来立ての柏餅のように美味しくなります。
冷蔵保存は1~2日であれば可能!
冷蔵庫で保存ができれば、とっても楽ですよね。
柏餅は、冷蔵庫でも保存ができます。
1つずつラップで包み、空気が入らない状態にします。
しかし、冷蔵庫で保存した柏餅は固くなってしまったり、パサパサとした食感になってしまいます。
これは、柏餅に多く含まれているデンプンが、冷やすことにより硬化してしまうのが原因です。
もし固くなってしまったら・・・
もし柏餅が固くなってしまっても、もちもちにする方法はあります。
- お皿の上に水で湿らせたキッチンペーパーを置く
- その上に葉を取り除いた柏餅を乗せ、ラップで包む
- 電子レンジ600Wで20秒温める
これだけで元通り、もちもちの柏餅になります。
キッチンペーパーの用意が面倒であれば、柏餅を少し水にくぐらせて温めるだけでも大丈夫です。
水のつけすぎはべちゃっとしてしまうので注意。
柏餅のまとめ
柏餅の保存方法は、固くならない冷凍保存がおすすめです。
柏餅などの和菓子は日持ちしない、というイメージがありますが、冷凍保存をすることで、本来2~3日の日持ち期間が約6カ月に伸びます。
お餅が固くならないというのも嬉しいポイント。
もちもちのお餅と甘いあんこ、そして柏の葉のさわやかな香りがたまりませんよね。
子供から大人までみんなを笑顔にする柏餅。
正しい保存方法を理解して、柏餅を美味しくいただきましょう!