季節の食事

メロンを食べ過ぎると腹痛になる5つの理由!

メロン腹痛

とても甘くみずみずしいフルーツとして大人気のメロンは、贈答品にもよく選ばれるほど贅沢で高級なフルーツとしても有名です。

夕張メロンなどの赤肉タイプやアンデスメロンなどの青肉タイプはもちろんのこと、最近では海外のメロンも数多く輸入されスーパーマーケットで見かけるようになり、気軽にご家庭で楽しめる存在となってきました。

誰もが大好きなメロンですが、人によっては食べた後に下痢になってしまう場合もあるそうです。

今回は、メロンを食べることにより下痢になってしまう原因下痢にならない対策法をご紹介していきます!

メロンを食べ過ぎると腹痛になるのは?

腹痛

甘くて美味しいメロンは、ついつい食べ過ぎてしまったりすることもあるでしょう。

しかし、メロンを食べることによって腹痛や下痢を引き起こすこともあります!

ここでは、メロンを食べることにより下痢になる原因を5つご紹介していきます!

原因① 水分を取り過ぎる

メロンの水分量は、およそ85%とほぼ水分でできているフルーツです。

水分を取ることは大切なことですが、取り過ぎはよくありません。

あまりに水分を取り過ぎると、胃液を薄め消化不良を起こしてしまいます。

メロンを食べるときは、美味しくてもほどほどの量を食べましょう。

原因② 熟れ過ぎている(腐っている)

メロンに限らずフルーツを食べるときは、やはり完熟の状態で食べたいですよね!

しかし、完熟のタイミングを見過ごすと腐敗してしまっている状態を食べてしまうパターンもあるはず・・・

すでに腐ってしまっているメロンは、糖質の発酵が進みアルコールのような匂いや味、そして炭酸のような下の上でピリピリとした感覚を感じます。

このようなメロンは、食べるのを控えましょう!

原因③ 未熟すぎる

完熟状態とは逆に未熟なままのメロンを食べるのも、腹痛や下痢の原因になります。

未熟な状態のメロンは、熟れているものと違いうまく消化しづらく胃に負担がかかります。

原因④ 食中毒

メロンを食べたときに、「ん?苦味を感じるなぁ・・・」と思ったらすぐに吐き出して捨てましょう。

メロンがカビ菌により腐ってしまうと、メロン自身がその毒素を取り除こうとククルビタシンという独自の毒素をたくさん分泌しようとします。

この天然毒素の分泌が増えると、人間の体に腹痛・下痢・嘔吐などの健康危害を及ぼす可能性が非常に高くなります。

また、リステリア菌と呼ばれる食品媒介性細菌による健康被害も海外でよく報告されています。

このリステリア菌は、サルモネラ菌などのように食品媒介性細菌の中でも毒性が非常に高く、特に高齢者や子供・妊婦には命に関わる危険性が高いと言われています。

原因⑤ アレルギー

信じ難いかもしれませんが、メロンにアレルギー反応が現れる場合があることをご存知でしょうか?

イネ科のブタクサと呼ばれる植物で花粉症状が出る人は、メロンやスイカなどでもアレルギーが出るようです。

メロンを食べるたびにお腹を下す方は、要注意です!

メロンを食べても下痢にならない方法は?

メロン

せっかくの美味しいメロンは、楽しく美味しく食べたいですよね!

そのためにも、メロンを食べる際に注意すべき点をいくつかご紹介していきます。

① 食べ過ぎに注意する

水分を多く含むメロンは、食べ過ぎに注意するようにしましょう!

メロンに限らず、水分をたくさん取り過ぎるとお腹をゆるくしてしまうからです。

適量で美味しいメロンを楽しんでください。

② アレルギー検査をする

メロンを食べるといつもお腹を下したり腹痛に悩まされている方は、一度病院でアレルギー検査をすることをオススメします。

③ 皮をよく洗う

メロンの皮は、自分の手元に来るまで色々な人に触られてきています。

つまり、メロンの皮の表面には細菌がたくさん付着している可能性が高いということです。

メロンの皮を食べることはありませんが、その皮を触った手でメロンを食べるのは控える為にも、しっかりと皮を洗ってから切って食べるようにしてください。

④ 食べ合わせに気を付ける

メロンは水分量がたっぷりある分、揚げ物などと食べると消化がうまくできずにお腹を下してしまう可能性があります。

脂っこいものなどと一緒に食べるのは避けるようにしましょう。

まとめ

メロンは、下痢になりやすい食材だということがわかりましたね。

しかし、対処法をしっかり覚えておけばその心配はありません。

メロンは食べ過ぎに注意することや同時に食べるものなど、気をつけながら今まで通り美味しい美味しいメロンを楽しんでください!