メロンはサッパリとした甘みとジューシーさが病みつきになる大人気の果物ですね!
贈答品などで人気の高級感あるメロンから、スーパーでも国内の安価なものから海外産の輸入物まで数多くのロンを見かけるようになりました。
基本的にメロンは一年中楽しめるフルーツとして市場で出回っています。
特別「旬」はないと言われていますが、暖かい気候のエリアでは4月から収穫が始まるため、5月から夏の間まで甘くみずみずしいメロンを楽しむことができます。
ただ、せっかくなら美味しいメロンを買うために、美味しいメロンの見分け方をご紹介します。
実は食べ頃の見分け方にはツルが関係してるんですよ♪
美味しいメロンの見分け方
美味しいメロンを選ぶコツやポイントは一体どんなものがあるのでしょうか?
スーパーや八百屋さんでお店の方に気軽にどれがオススメか聞くこともできますが、自分の目で確かめる方法も身につけたいですね!
ここでは、美味しいメロンを選ぶ際のポイントを5つに分けてご紹介していきます。
①形が均等
均等に左右のバランスが整っている形をしているメロンは、美味しい証拠です!
他のフルーツでは歪な形のものでも美味しい場合はありますが、メロンに関しては見た目が味のクオリティに反映している場合が多いです。
②皮の網目が細かく均等のメロン
メロンの特徴である網目模様!
この網目模様もメロンの美味しさを見極める重要なポイントです。
この網目の部分が盛り上がっていて、均一に細かく広がっているものを選ぶようにしましょう。
【番外編】網目模様の無いメロンを買う場合の選ぶポイント
- 黒っぽい斑点やスジが無いものを選ぶ
- 表面が全体的に色のムラがなく色付きが均一なもの
③重みがあるメロン
メロンを選ぶ際に重要なポイントとして挙げたいものの一つに、重さがあります。
しっかりとずっしり重みがあるメロンは、中の果実が凝縮されていることを表しています。
④底に弾力があるメロン
メロンの底のお尻の部分を軽くで良いので、押してみてください。
その際に、弾力を感じれれば食べごろのサインで硬ければまだまだ未熟なものになります。
※確実に買うのであれば良いですが、大切なお店の商品なのでこの確かめ方をする際は、優しく取り扱うように注意してください。
⑤香りが強いメロン
「目で見てもなかなか分かりづらいな・・・」と感じる方は、香りを嗅いでみてください。
美味しくてジューシーなメロンは、皮の上からでも十分にメロンの甘い香りが漂ってきます。
この香りを感じられれば、美味しいメロンであるという証拠になります。
メロンを美味しく食べるタイミングとは?
美味しいメロンの選び方を学んだ次に、美味しくメロンを食べるためにもベストなタイミングを知りたいですよね!
メロンの食べ頃の期間はとても短く、少しでもズレると完全に熟れていなかったり、逆に美味しいタイミングを逃すと熟しすぎてしまっていることもあるでしょう。
メロンをベストなタイミングで食べる見分け方を学んでいきましょう。
①ツルが萎れたら食べごろだと判断
これが最も簡単な見分け方ですが、メロンのツルが萎れたら食べごろに熟した合図だと思って下さい。
ただ、冷蔵庫に入れておくとツルのしぼみが分かりにくいです。
比較的涼しい暗所で数日置くことでツルが萎れる、つまり食べごろへの熟しが少し早くなります。
そして食べる3~4時間前に冷蔵庫で冷やすと最高ですよ♪
②甘い香り
メロンは、香りで食べ頃かどうか判断することができます。
甘くみずみずしい香りが漂っていたら、食べ頃のサイン!
メロンをひと玉買ってきた場合は、冷蔵庫には入れず風通しの良い場所に置いておいて、2〜3日常温で追熟するように常に観察できる環境に置いておいてください。
なぜかというと、メロンは収穫されてからの変化がとても早いからです。
朝と夜でもだいぶ状態が変わっているほど!
メロンの甘い香りを感じたら、ぜひすぐお召し上がりください。
③底が柔らかい
食べ頃のメロンの底は、押すと柔らかくなっています。
実際に押してみると、底の部分が少し凹んでしまうほどの柔らかさになるそうです。
④低い音
メロンを買ってきたら、叩いて食べ頃のタイミングをチェックしてみてください。
完熟のメロンは、叩くとドンドンッと低く鈍い音が出ます。
逆に完全に熟れていないメロンは、トントンッと軽く高い音がします。
明らかに音が違うので、見分け方の中でも容易な判断方法だと言えます。
⑤収穫のタイミング
もしメロンの収穫した日がわかる人は、ぜひ収穫後から3日目〜7日目の間にメロンを食べてみてください。
メロンの種類によって異なりますが、収穫後から3日目に食べ頃を迎えるメロンもあれば、収穫日から1週間経った頃に一番美味しいタイミングになるメロンもあります。
この見分け方は、他の見分け方と並行して美味しいタイミングかどうか判断するようにしてください。
メロンを美味しく食べるための正しい保存方法は?
メロンは買ってきた時点では、基本的に完熟状態には至っていません。
家に持ち帰ったら、どのように保存しておくのが良いのでしょうか?
美味しくメロンを食べるための、正しい保存方法をご紹介していきます。
メロン丸々1玉の場合
メロンを1玉買ってきたら、風通しの良い場所で常温保存してください。
冷たい環境でメロンを保存してしまうと、うまく追熟できず逆に傷みを早めてしまう恐れがあります。
メロンは完熟に至るまでにエチレンガスを放出し熟そうとします。
このメロンから出されるエチレンガスは、他のフルーツや野菜を熟すほどの力があるため、保存する際は他の食材とは話して保存するようにしましょう。
ちなみに、食べる3〜5時間前に冷蔵庫へ移しておくと、冷えた完熟メロンを楽しむことができます。
メロンの追熟は、冷蔵した途端に止まってしまいます。
熟すまでは冷蔵庫などで長く保存しないように気をつけてください。
カットメロンの場合
スーパーやコンビニで既に切られているメロンがありますね。
このカットメロンを買った場合は、買ったらその日のうちに食べるのがベストです!
カットメロンは、すぐに食べれるようにと完熟の状態のものがほとんどだからです。
もしその日のうちに食べきれないようでしたら、タッパーなどの密閉容器に入れて冷蔵保存をしてください。
そこから2〜3日は持ちますが、カットメロンは1日でも早く食べ切るようにしましょう。
みずみずしくフレッシュなメロンを楽しみたいなら、メロンを冷凍保存することは避けましょう!
冷凍保存されたメロンは、解凍すると水分が一気に出てベチャベチャの食感になってしまうからです。
冷凍保存したメロンを食べる場合は、半解凍してシャリシャリな状態でシャーベットとして楽しんだり、ジュースやスムージーとして楽しむのが良いでしょう。
メロンの美味しい切り方
メロンの美味しい切り方にはどのようなものがあるのでしょうか?
切ったところが全て甘みが均一になるような美味しい切り方をご紹介していきます。
メロンを切る方向
メロンは、中心に近ければ近いほど甘みが増すフルーツです。
しかし、重力により上で増した糖度は下の方に流れていくため、ツルの部分を上にした状態で縦に切るのがメロンを切るベストな方法と言えます。
万が一、メロンを横方向に切ってしまうと、下半分だけが甘く上半分は甘みが少なくなるため、均等に甘い部分を取り分けることができません。
メロンは必ず縦方向に切り、甘さのムラが出ないように心がけましょう!
種の取り方
メロンを縦型に切ったら、次は種を取りましょう。
スプーンを使ってすくい出すようにすると、簡単に種を取り除くことができます。
種を取り除いたら、切った表面を上にし、お好きなサイズに均等に切りましょう。
皮と果肉の間に包丁を滑らすように入れて皮と身を剥がし、一口サイズに切ると食べやすいですし、見た目も綺麗です。
厳選!美味しいメロンランキング
ご存知の通り、メロンには大きく分けて赤肉と青肉の二つのタイプに分けられ、表面にネットがあるかないかも大きな違いと言えるでしょう。
どの品種のメロンもとても美味しいのですが、品質レベルを表す「等級」にも注目し、美味しいメロンの人気ランキング上位3つをご紹介しますので、ご家庭用&贈答品用にぜひご参考ください。
【等級】
等級とは、品位基準のことで主に糖度・熟度・見た目・色で判断されます。
等級の種類には、一般的に上から「秀品」「優品」「良品」の順番になります。
しかしマスクメロンには、違った階級の呼び方があり、それらは「富士」「山」「白」「雪」の四段階になります。
オススメ度 | |
---|---|
産地 | 静岡県 |
品種 | クラウンメロン |
等級 | 白 |
オススメ度 | |
---|---|
産地 | 茨城県 |
品種 | クインシーメロン |
等級 | プレミアム |
オススメ度 | |
---|---|
産地 | 北海道 |
品種 | ふらのメロン |
等級 | 秀/優品 |
美味しいメロンの食べ方
メロンを美味しく食べるにはどのような食べ方が良いのでしょうか?
美味しいメロンを最大限に楽しむための食べ方をいくつかご紹介していきます。
ご参考にしてみてください!
美味しいメロンの食べ方① フレッシュにそのまま
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やはり、メロンはそのまま食べるのも充分なくらい美味しいですよね!
とろっとした食感とみずみずしく甘い風味は、せっかくならそのまま食べるとメロンの本来の味を味わうことができます。
ちょっと切り方を変えるだけでも、いつもと違った新鮮なメロンを楽しむことができます。
美味しいメロンの食べ方② フルーツポンチ
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メロンをひと玉手に入った人は、メロンを丸々使ったフルーツポンチはいかがですか?
お誕生日のケーキの代わりとしても代用でき、お子さんたちと一緒にくり抜いて作る過程も楽しむことができます。
お好みで他のフルーツも加えたりすると、彩りも豪華になり一気に華やかになります。
美味しいメロンの食べ方③ フレッシュジュース
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かなり贅沢ですが、フレッシュな状態のメロンをフレッシュジュースとして楽しむのはいかがですか?
高級ホテルなどでも提供される、フレッシュメロンジュースは生のメロンそのものの甘さと水分がたっぷり含まれているためドロドロせずサラッとした飲み心地でとても美味しいです。
お好みでアイスクリームなどを乗せて、フロートのようにしても良いでしょう。
美味しいメロンの食べ方④ パフェ
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みずみずしく甘みがしっかりながらもサッパリとした後味のメロンには、生クリームや牛乳との相性が抜群です!
生クリームのこってりとしたサッパリとした甘みのメロンを層にし、スポンジケーキなどを間に挟んで仕上げるパフェは、見た目も鮮やかでオススメのメロンの食べ方の一つです。
他にも牛乳プリンの上にメロンを乗せてパフェにするのもオススメです。
少し手間はかかりますが、ちょっとしたお祝い事やパーティーの時のデザートとして楽しんでみてはいかがでしょう?
美味しいメロンの食べ方⑤ メロンサンド
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巷で大人気のフルーツサンドを贅沢にメロンで作ってみるのもオススメです!
たっぷりの生クリームと大ぶりのメロンを丸ごと使い、贅沢なフルーツサンドウィッチにしてみましょう。
メロンは水分量がたっぷりなので、自宅で作る際は生クリームを普段より硬めにすることで、メロンの水分がパンに流れずにビチャビチャになるのを防ぐことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
せっかくメロンを選ぶなら、美味しくジューシーなものを選びたいですよね!
今回ご紹介した美味しいメロンの選び方や完熟具合の見分け方は、どれも手軽に確かめられるポイントですので、ぜひ実践してみてください。
また、メロンを美味しく食べるための正しい保存方法や活用法なども参考にし、メロンを最大限に楽しみましょう!