春がすぎると梅雨がやってきます。
梅雨は毎日のように雨が降り、湿度が上がりジメジメます。
そんな梅雨の時期の悩みのタネになるカビの対策についてまとめていきます。
いつの間にか生えてくる迷惑なカビは、放っておくと自分の体や家にも害を及ぼすんですよ。
普段の掃除に一手間加えるだけでできる簡単な対策方法もあります。
梅雨が来る前に知っておきたい梅雨のカビ対策を是非実践してみてくださいね。
梅雨に生えやすいカビについて
雨が続き湿度が上がると生えてくるカビ。
カビが生える理由って何なんでしょうか。
梅雨にカビが生えやすい場所やカビを放っておくとどうなってしまうかなどを説明していきます。
梅雨にカビが生える原因は?
- 温度:25〜30度
- 湿度:70%以上
- ホコリ・食べかす・水垢
これらの条件が揃うと、カビが発生します。
梅雨は雨が続いて湿度が上がり、気温も上がってくる時期です。
まさにカビが活発になる条件が揃う時期なんですよ。
そこにカビのエサとなるホコリ・食べかす・水垢があったら、カビは繁殖を続け増え放題になります。
カビの生えやすいところは?
カビは湿度の高い水回りや・空気の通りのない密閉空間・ホコリがたまりやすい場所に生えやすくなります。
- 水回り:浴室・脱衣所・キッチン・洗面所・洗濯機
- 密閉空間:押入れ・クローゼット・下駄箱
- ホコリのたまりやすい場所:家具の裏・窓際・エアコンの中
などは、気付かないうちにもカビが発生している可能性があります。
布?不織布?の収納をクローゼットのなかでカビさせてしまった。。
洗えばおちるかもしれないけど、カビたものを洗濯機とかに入れたくないから、即ごみ袋行き。
そんなに安くなかったけど、手入れしなかった自分が悪い😭
反省して捨て活頑張る。#断活 #捨て活 #反省 pic.twitter.com/a1OOXKAeNT
— simple_ym (@YmSimple) December 2, 2020
かびを放置するとどうなる?
カビが発生したのを放置しておくとその範囲はどんどん広がっていきます。
カビが繁殖した場所にいると多くのカビ胞子を吸い込んでしまうことに。
カビ胞子をたくさん吸い込むと、喘息や肺炎・アレルギーの発症など健康に害が及んできます。
また、カビにより住んでいる家が劣化・シロアリの発生につながる恐れも出てきます。
少しのカビだからと放置せずに、見つけたらすぐに対処するようにしましょう。
ぼくには居ごこちの良い最適な墓所♡#床下 #しろあり #白蟻 #シロアリ #被害 #駆除 #カビ #防カビ対策必須 pic.twitter.com/12oU0rnjuV
— シロアリ君 (@shiroari_kun) November 2, 2019
自宅がシロアリに侵されたらたまらないですよね。
カビ対策は、本当に大切なんですよ。
梅雨にやっておきたいカビ対策5選
梅雨に発生しやすいカビの対策方法についてご紹介していきます。
普段の掃除に少し手を加えるだけのものばかりです。
梅雨がくる前から対策を始めることをおすすめします。
ぜひ今日から試してみてくださいね。
掃除をする
カビは、ホコリ・食べかす・水垢をエサにして繁殖していきます。
エサとなるものを放置しないようにしましょう。
エアコンのフィルターや吹出口もほこりがたまりやすいので、梅雨前に徹底的に綺麗にしておきましょう。
結露の影響を受けやすい窓際にホコリがたまっていると、すぐにカビが発生してしまいます。
窓際のゴムパッキンは、カビがとても発生しやすい箇所です。
窓際のホコリを除去した後にアルコールで消毒をしておくとカビの発生を予防できます。
中古マンションリノベの注意点!
外壁側の壁をしっかり断熱しないと結露します。カビなどで室内空気が汚染され、子供の健康被害に合うことも。
ちなみに、リノベ済みマンションはほぼ断熱工事無し。
見た目の綺麗さに惑わされないように。#中古 #マンション #リノベーション #断熱 #結露 #買取再販 pic.twitter.com/1oQRqJBr9k— たむけい|ホームインスペクター 田村 啓|さくら事務所 (@tamurakey) April 4, 2018
換気をする
部屋の中に湿度の高い空気がこもらないように換気をしましょう。
二重窓でよく密閉されている家ほど、カビが生えやすいんですよ。
隙間風の多い古い家は、カビが生えにくいです。
空気の循環はカビ対策のなかでもとっても大切なことが分かります。
しかし、雨の日は逆に湿った空気を家の中に入れてしまうことになります。
雨降りの日は窓を開けないようにしましょう。
- クローゼット・押入れの扉も開けて換気しましょう
- 押入れは両方の扉を少しずつ開けて空気の流れを作る
- 扇風機・サーキュレーターで換気を施す
- 扇風機は窓の外に向ける
クローゼットを模様替え。
カビが生えるのが許せないので、常に全開派です👏 pic.twitter.com/jZ8eDldpjq— 観劇まぐろ。 (@aaburasobaa) September 30, 2020
除湿をする
カビは湿度が70%を超えると繁殖しだします。
除湿をして湿度を下げるようにしましょう。
- エアコンをドライに設定する
- 除湿機をつける
- 除湿剤を置く
- 新聞紙や重曹で除湿
- 換気扇をまわす
除湿機は水のタンクがいっぱいになるとそれ以上除湿できなくなってしまいます。
仕事で家を空けがちな方は、エアコン・ドライでの付けっぱなしがおすすめです。
- 脱いだ服をタンスにしまう際は体温と湿気をとってから
- 洗い物をするときは換気扇を回す
- 洗濯物の部屋干しは避ける(湿気を上げてしまう)
- 押入れにすのこを敷く
- 下駄箱には新聞紙を敷く(湿気・臭いを吸収)
豪雨災害にあわれた皆様、ご無事をお祈りいたします。
湿度が高い毎日です。昔は タンスや下駄箱 畳の下など、新聞紙を敷いて湿気を取りました。新聞紙万能!今は湿気対策グッズがいろいろありますので ご利用ください。またエアコンに扇風機などをプラスすると効果的に除湿できます。 pic.twitter.com/9qEP5hhQnd— プラザトキワ&ベベ (@platoki) July 8, 2020
家具の配置に気をつける
家具の湿気対策として、壁との間に5㎝の隙間を作るようにしましょう。
外に面した壁に家具を配置してしまうと家具が結露の影響を受けやすくなります。
できるだけ外側の壁に家具を置くのは避けましょう。
また、人の汗を吸いやすい布団やマットレスにも湿気がこもりがちです。
布団・マットレスの下に除湿マットやすのこを敷くと湿気を逃してくれますよ。
ほんっと!!!この社宅ヤバイ😇
綺麗な方なんだけど・結露がひどい
・壁紙はがれてるのが悪化
・家具がカビる
・湿気を好む虫がわく
・外に面した壁に結露が…(水びたし)
・押し入れカビる→ベニヤ剥がれる→水溜できてる😇😇😇😇😇 pic.twitter.com/9MvWGQYzjJ
— あおぽん꙳自己実現を叶える占い師 (@ao_naturallife) January 18, 2021
水回りのお手入れをする
キッチンやお風呂の水回りは湿度が高くなりやすいです。
より重点的に対策したいところです。
- 食べかすや石鹸カスを残さず除去する
- 水気を拭き取る
- 換気扇を回す
- お風呂の場合は浴室乾燥も効果的
- カビ対策グッツを使う
- 台所シンク下をよく換気する
今日はお風呂掃除頑張った!でもカビキラーしてもパッキンのカビが取れないわ。。もうだめかな。やはりこまめにやらんと本当にだめね。洗面所のパッキンもカビ生えてた。。へこむ。
お風呂のカビ対策にこんなのつけてみたよー。 pic.twitter.com/FiYaOlL6MD— あおい@アトピーを克服したいおかあさん (@KenkoSsyy) August 23, 2020
台所やお風呂場は湿度が上がりやすく、カビの餌となる石鹸カスや食べかすも豊富です。
少し面倒ですが、念入りに対策していきましょう。
台所のシンクの下はかなり湿気がこもりやすい場所です。
シンクの下に食材は保管しないようにしましょう。
カビだけでなく害虫の発生にもつながります。
綺麗に掃除し、念入りに換気を。
キッチン シンク・調理台下の水浸し写真。調理台真下の引き出しを取って確認すると水滴が!シンク裏は異常な量の結露。シンク下引き出しに収納していたフライパンには水が溜まり、見たことない汚れが付着。包丁の木製柄にはカビ発生。#ヘーベルメゾン pic.twitter.com/I15KSaRSii
— 賃貸物件観察記録 (@Lpqi2HfCqOaDOqQ) December 13, 2020
まとめ
梅雨の時期に厄介なカビの対策についてまとめてきました。
掃除したところにアルコール除菌をするだけなど、普段の掃除にプラスできるようなものもありましたね。
簡単な対策法も多いのでぜひ試してみてくださいね。
一度発生してしまうと一気に繁殖してしまうので、梅雨が始まる前にとりかかりましょう。
今回まとめたカビ対策を日常生活に役立ててもらえたら幸いです。