ちまきの日持ち期間と長持ちさせる保存方法をご紹介します。
端午の節句で食べることが多いちまき。
季節ものは気合を入れて作ったり、実家やご近所から頂いたりと1日では食べ切れないことも。
ちまきは日持ち期間が短いと思われがちですが、適切に保存することでおいしさを保っておくことができるんです!
ちまきの日持ち期間はどれくらい?
三角ちまきは4日程度(夏場は3日程度)、中華ちまきは1〜2日程度の日持ちとされています。
笹の葉や竹の皮には殺菌・抗菌・防腐作用があり、ちまきは古くから保存食として活用されてきました。
そのため一般的なおにぎりなどと比べると、常温でも日持ち期間を長くすることができています。
中華ちまきはお米以外にも具材が入っているので、何も入っていない三角ちまきと比べると日持ちが短くカビなどが生じやすいのです。
ちまきの保存方法は冷蔵庫に入れる
冷蔵庫で保存する場合は1〜2日程度の短期間をおすすめします。
ちまきはお米で作られているので、冷蔵庫の温度に長期間おいておくとお米のでんぷん質が劣化してしまいカチカチ・パサパサに・・・。
美味しく食べることができなくなってしまうんです。
三角ちまきに限っては、まわりの葉をはずしお団子だけ陰干しで乾燥させて保存する方法もありますので、我が家のように常に冷凍庫がいっぱいの場合はこちらの方法をお試しください!
ちまきは冷凍庫で保存してもいいの?
常温では1週間ともたないちまきも、冷凍庫で保存することで約1ヶ月程度おいしさを保っておくことができます。
手順は次のとおりです。
- まわりの笹の葉・竹の皮をはずし、ラップでひとつずつくるむ
- ジップ付きの袋に入れ、しっかり空気を抜いて密閉し冷凍庫へ
葉や皮は冷凍して乾燥してしまうとぼろぼろになり、中のお団子やごはんにくっついてしまいます。
また、ラップをするときは空気にふれないように、できるだけぴっちりくるんでくださいね。
まとめ
今回はちまきを日持ちさせておいしく食べるための保存方法についてお話ししました。
笹や竹の抗菌・防腐作用を生かして、もともと保存食として作られていたちまき。
保存方法を工夫することでより日持ちさせることができます。
モチモチのちまきは大人も子どもも大好き!
頑張って作ったり頂いたりしたときは、最後まで美味しく食べてもらいたいですよね。
ご紹介した方法を活用していただき、是非ちまきを長く楽しんでもらえたらと思います!