端午の節句の定番の和菓子といえば「ちまき」ですよね。
厄除け・無病息災を祈って食べるとされてますが、そのおいしさのあまりつい多めに用意してしまい、余らしてしまうこともありますよね?
余ったちまきは一旦保存して、後日また食べようと思っているけど
美味しく食べられる温め方はレンジでできるのかな?と疑問になりますよね。
結論からお伝えすると電子レンジで温め直すのはアリです!
ただし、もっと美味しく食べるための温め方もあります。
おすすめの温め方をご紹介します。
ちまきの温め方
ちまきを美味しく温め直す方法は以下3点あります。
ちまきを電子レンジで温める
ちまきは電子レンジで温めて大丈夫です。
包んでいる皮もとらずにそのままの状態で温めるのがおすすめです。
皮がついたままで温めた方が竹皮の香りがして、さらにおいしくなります。
以下、保存方法によってやり方は異なりますので気をつけてくださいね。
- 適度に濡らしたキッチンペーパーでちまきをひとつずつ包む
※水がたれるようであれば、絞ってください。 - 包んだちまきをさらにラップで包む
- ラップで包んだちまきを電子レンジ(600W)で約1分30秒~2分程度温める
- 濡らしたキッチンペーパーでちまきをひとつずつ包む
- 包んだちまきをさらにラップで包む
- ラップで包んだちまきを電子レンジ(600W)で約4分30秒~5分程度温める
電子レンジの場合、一度にたくさん温めると熱が均一にまわらず風味を損なってしまう場合があります。
様子を見ながら加熱時間を調整してください。
ちまきを茹でて温める
美味しく食べるためのおすすめの解凍方法になります。
茹でて解凍した方が電子レンジで解凍した時よりも、より出来立ての状態に近づけることができます。
- 皮(笹の葉など)をむかず、そのままの状態のちまきをお湯が入ったお鍋に入れる。(冷凍状態20分ほど茹で、解凍状態であれば15分ほどでOK)
- 茹でた後、お鍋から取り出して、1~2分冷ます。
茹でたてのちまきは、結んであるひもや皮が大変熱い状態となっているため
食べる時はご注意ください。
電子レンジと茹でる方法を併用して温める
茹でる方法は、時間がかかってしまうのがネックです。
そこで冷凍からの温め時間を短縮するやり方としておすすめな方法となります。
- ちまきを濡らしたキッチンペーパーでひとつずつ包み、さらにラップで包んだ状態にして
電子レンジ(600W)で4分温める。 - ①の間、お湯を沸騰させておく。
- レンジで温め常温になったちまきを「茹でて温める」方法で引き続き温める。
電子レンジと茹でる方法を併用することで、短時間で美味しいちまきを食べることができます。
ちまきの保存期間【補足】
ちまきの賞味期限は保存方法によって異なりますので、参考までに紹介しておきますね。
常温保存の場合
常温で保存するのは基本的にNGですが、目安は下記となります。
- 夏場の暑い時期:4~6時間程度
- 冬場の寒い時期:12~24時間程度
- それ以外の季節は6~12時間程度
冷蔵保存の場合
冷蔵保存の場合、賞味期限はおよそ2~3日程度となります。
冷蔵する場合は1つずつラップに包むか、タッパーやジップ付袋など密閉できる物に入れて保存すると良いです。
冷凍保存の場合
冷凍保存の場合、賞味期限は1ヶ月程度となります。
冷凍していることをうっかり忘れてしまい、1カ月以上放置してしまった場合は食べるのをお控えください。
ちまきの温め方まとめ
おすすめの温め直し方には、「電子レンジで温める」、「茹でて温める」、「電子レンジと茹でる方法を併用して温める」の3つの方法があります。
時間がないときや早く食べたいときは電子レンジで温めて、より美味しく食べたいときは茹でて温めてみる。
短時間でより美味しいちまきを食べたい時は併用して温める。
その時の状況にあわせて是非試してみてください。