みずみずしくさっぱりとした甘味が暑い夏の日にピッタリの果物、スイカ！
夏バテしやすい時期でも、スイカなら食べれてしまう人も多いのではないでしょうか？
また、暑い日が続く中でスイカを食べることで体感温度を少し下げ、居心地の良い夏を過ごすこともできます。
そんな夏の代表格であるスイカですが、昔からスイカと相性の良い食べ物や悪い食べ物がおじいちゃんやおばあちゃんなどから言い伝えられてきた人も多いことでしょう。
実は都市伝説でもなく、本当に食べ合わせの悪い食材は存在します。
今回は、スイカと食べ合わせや飲み合わせの悪い組み合わせをご紹介していきます。
スイカと食べ合わせが悪い食材とは？
一体、どの食材がスイカとの相性が悪いのでしょうか？
水分量の多い特徴があるスイカとの合食禁を見ていきましょう。
①スイカ×天ぷら
水分量が多いスイカと油で揚げられた天ぷらの組み合わせは、下痢などの消化不良を起こす危険性があります。
その理由は、油と水が胃液を薄め、うまく消化する機能を低下させてしまうからです。
お腹の弱い人は、天ぷらのみならず揚げ物全般との組み合わせに要注意！
②スイカ×鰻
こちらも上記のスイカ×天ぷらと同様に、水分の多いスイカと脂っこい鰻の組み合わせは胃液を薄め、消化不良を起こす可能性が非常に高いです。
水と油はお互い弾け合うように、体の中でもうまく消化し切ることはできません。
③スイカ×かき氷
イメージしていただくとわかる通り、水分量がたっぷりのスイカにかき氷を一緒に食べると、急激に体が冷え切ってしまい下痢になる可能性が非常に高くなります。
どんなに暑い日でも、この組み合わせは避けたいですね！
④スイカ×ビール
水分量の多いスイカが同じく水分であるビールと組み合わさると、利尿作用が活発になります。
それにより気付かぬ間に脱水症状になっていることも・・・！
そんな状況でさらにまたビールを飲んでしまうと急性アルコール中毒を引き起こすことにも繋がってしまいます。
⑤スイカ×牛乳などの乳製品
牛乳やアイスなどの乳製品に乳糖と呼ばれるものが含まれており、日本人の多くの人がうまく体内で分解することができず、摂取後に腹痛や下痢になってしまう場合があります。
そのため、水分量の多いスイカと共に食べてしまうと、その腹痛や下痢に拍車がかかることに・・・！
乳製品を食べてすぐお腹を壊す人は、この組み合わせはぜひ避けるようにしましょう。
スイカと良い食べ合わせで健康に！
スイカには、カリウムやミネラル、ビタミンA・B1・B2など体に良い成分がたくさん、そしてバランス良く含まれるとても栄養価の高い食べ物です。
スイカとベストな組み合わせの食材を一緒に取り込むことで、食材の成分がお互いをうまく引き出し体に良い影響を与えてくれます。
ここではスイカと食べ合わせの良い食べ物をご紹介していきます。
①スイカ×ココナッツ・メロン・梅
暑い夏の日にピッタリな組み合わせがスイカとココナッツorメロンor梅です！
スイカと一緒にこれらの食べ物を食べると、暑気あたりや日射病・熱暑病などの夏に起こる体の不調に効果があると言われています。
②スイカ×バナナ・パイナップル
たくさん飲み過ぎてしっまた翌日は、こちらの組み合わせがオススメ！
スイカとバナナもしくはパイナップルを一緒に食べると二日酔いの改善に高い効果が見られます。
③スイカ×小豆・冬瓜・胡瓜
スイカと共に、小豆またはスイカと同じ瓜科の冬瓜や胡瓜と共に食べると腎臓病の予防に効果があります。
④スイカ×トマト・キウイ・レモン・柿
スイカを食べるときに、トマトやキウイ・レモンなどと一緒に食べると高血圧や動脈硬化の予防・改善に期待があると言われています。
まとめ
今回は、スイカとの食べ合わせや飲み合わせの悪いものと良いものをご紹介していきました。
これらはあくまで、過度にスイカとその相性の悪い食べ物を同時に食べると体に害を及ぼすことはありますが、スイカとの食べ合わせが悪いものでも、適切な量を食べれば特に問題はありません！
暑い夏は、美味しくてみずみずしいスイカを食べて乗りきましょう！
